結成趣旨文

われわれ、全国各地域から参集した在日韓国青年商工人は、共通の人間的、民族的連携意識を基礎に、かつ獲得すべき共通の未来の名において「在日韓国青年商工人連合会」の結成にあたって、ここに趣旨文を明らかにし、全国のすべての友人たちに団結への握手を求める。

1. 在日韓国青年のほとんどすべてか商工人であり、韓国人として人間的に自然な生と向上をめざし、あらゆる不当な制約と蔑視のない豊かな同胞社会を希求している。そのために
互いに会い、心を許しあえる友人となり、同士となり、共通の課題を遂行していきたいとの根源的な希望と欲求を持っている。「在日韓国青年商工人連合会」は、このような希望と欲求の集結体であり、進歩と発展をめざす団結体である。従って、在日韓国人としての主体性を堅持し、これを中軸として幅広い連帯を図り、資質の向上を期し、青年商工活動の振興につくす。

1.私たちの親の世代である一世商工人が厳しい苦労のすえに築きあげた有形・無形の社会的・経済的遺産を立派に受け継ぎ、創造的に発展させ、私たちの子の世代に引き継ぐ。

1.在日同胞社会に積極的に参加し、在日同胞の法的・社会的・経済的地位の向上を図り、文化活動の隆盛につくし、同胞の基本的および社会的人権の伸長を図る。

1.祖国の民主的、経済的発展と、自主的平和統一の達成に寄与する。

1.日本人および日本社会との交流、相互理解の増進をはじめ、国際的な友好、親善につくす。

会長メッセージ

呂哲寿(ヨ・チョルス)
第43期会長
呂哲寿

私は、在日韓国青年商工人連合会第43期会長の呂哲寿と申します。
当会は現在、東京・神奈川・長野・愛知・大阪・兵庫・広島・山口・大分の9地区の各青年商工会から構成する団体でございます。
当会は、社会貢献・奉仕活動や国際交流、経済活動などの事業を通して会員一人一人の発展と成長を促しております。
今期は『未来へ団結』をスローガンに掲げ、在日青年商工人を代表する団体として自覚とプライドを持ち、偉大なる先輩たちが繋いでくれたバトンをしっかりと繋いでいく為に在日同胞社会の地位向上や日本社会との融和、会員其々の経済発展を目指し活動を行っております。
2022年5月の尹錫悦大領領の就任以降、シャトル外交の復活により岸田文雄首相との首脳会談が度重なり実施される等、韓日関係は過去にない程の友好関係となっています。
ここ数年間悪化していた韓日関係が一気に改善に向かい、日本に住む我々在日韓国人にとっては大変に喜ばしい事であります。
新型コロナ感染症の影響も落ち着き、当会においても対面での理事会や事業を継続して行えている事にも改めて喜びを感じておりますが、我々青商としても更なる韓日友好の架け橋になるべく活動して行きます。